朝、夕の空気もひんやりと肌寒く感じられるようになり、
秋の深まりを感じるようになりました。
店頭に並ぶ大根の間引きは、手に取る度に白い根が少しずつ大きくなっているのが愛らしいものです。
キュアリングを終えたサツマイモも並び始めました。父の小さな畑からも、そろそろ里芋の収穫の知らせが届く頃。
根菜類がおいしい季節の始まりです。
今回は、フランスの家庭料理「アッシュ・パルマンティエ」を里芋でアレンジした
一皿をご紹介します。香味野菜とともに炒めたひき肉に、里芋のピュレを重ねてオーブンへ。
里芋ならではの粘りが生み出す、まったりとクリーミーな口当たり。
それでいて、満足感はありながらも、軽やかな食べ心地も魅力です。
里芋のまろやかで優しい風味を生かすためにピュレはシンプルに牛乳と塩だけでシンプルに。
ひき肉には少ししっかりと味つけることで、重ねて頂いたときに、里芋ののおいしさが引き立ちます。
大きい耐熱皿で焼き上げ、食卓で取り分けながらいただくのもお気に入りです。
里芋とひき肉の重ね焼き
材料 (作りやすい分量)
- 里芋(皮つき) 350g
- 牛乳(または豆乳) 100ml~150ml
- 牛ひき肉 200g
- 玉ねぎ 中1個
- にんじん 1/3本
- ミックスチーズ 30g程度
- 塩、こしょう 各適量
- こめ油 適量
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玉ねぎとにんじんはみじん切りにする。
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里芋は皮付のまま蒸し器に入れ、竹串がすっと通るまで蒸す。
(電子レンジを使う場合は、洗った里芋をラップで包み600Wの電子レンジで3分加熱する。上下を返してさらに約3分加熱し、竹串がすっと通るまで様子を見ながら加熱する。) -
フライパンにこめ油を熱し、玉ねぎとにんじんをしんなりするまで炒める。牛ひき肉を加え火を強め、ほぐしながら炒め、塩、こしょうで味を調える。
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②の里芋がまだ熱いうちに皮をむき、牛乳を少しずつ加え、ミキサーなどでなめらかなピュレにする。塩で味を調える。
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耐熱皿に③のひき肉を敷き詰め、その上に④の里芋のピュレを重ね全体に伸ばす。
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ミックスチーズを薄く散らし220℃に予熱したオーブンで、約20分、焼き色がつくまで焼く。
里芋のピュレは、ひき肉の上に数か所に分けてのせてから広げると、下のひき肉を巻き込みにくくなります。
また、ヘラを水や牛乳で軽く濡らしながらならすと、表面をきれいに仕上げられます。
作り置きにも♪
前日に焼く直前まで準備して冷蔵しておけば、当日はオーブンへ入れるだけ。
れいぞうこから出したばかりの場合は、中心まで十分に温まるよう焼き時間を少し長めに調整してください。
里芋は生のままでも冷凍できますが、皮付きのまままとめて蒸し、1個ずつラップに包んで冷凍しておくのも便利です。
使う時は、そのまま電子レンジで温めればお弁当へ。またさっと水をくぐらせると手で皮が簡単に剥けるので煮物にも手軽に使えます。
伊藤 由香 (いとう ゆか) 野菜ソムリエプロ
百貨店・野菜ソムリエ協会講師、レシピ提案等で活躍中。長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。